- けんち
- I
けんち【堅緻】堅固で緻密な・こと(さま)。II
「~なる花崗岩/日本風景論(重昂)」
けんち【検地】年貢高・諸役などを算定するために農民の田畑などを測量・調査すること。 部分的なものは戦国時代にも行われたが, 豊臣秀吉によって全国的に実施され, 江戸幕府・諸大名に受け継がれた。 竿入れ。 縄打ち。 縄入れ。 地検。IIIけんち【検知】機器などで検査して知ること。IV「ガス漏れを~する」「~器」「~装置」
けんち【硯池】硯(スズリ)の, 水をためておくくぼんだところ。 硯海。 墨池。 うみ。 いけ。Vけんち【見地】観察・判断・思想・意見などが基づく立場。 考え方。 観点。VI「道徳的~からは好ましくない」
けんち【見知・検知】(1)目で見て知ること。「質判して之を~すべし/新聞雑誌24」
(2)実際に目で見て確かめること。「家景自身罷り向ひ, 実否を~し, 下知を加ふべきなり/東鑑(建久一)」
(3)敵の首を実検すること。(4)「検尺(ケンジヤク)」に同じ。VIIけんち【賢智】賢く知恵のあること。 また, その人。VIIIけんち【軒輊】〔「軒」は車の前が高く, 「輊」は車の前が低い意〕上がることと下がること。 高低。 また, 優劣。「他の親族の人々と我との間に何の~するところもなき/即興詩人(鴎外)」「芸術的価値を~する/復活(魯庵)」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.